アトピーのかゆみを止めるには?

アトピーはかゆみとの戦いです。
アトピーになると抗ヒスタミン薬などの一般的なかゆみ止めが処方されることがありますが
塗ってもアトピーのかゆみはほとんど止めることはできません。

その理由としてかゆみの原因がヒスタミンではないということがあります。
かゆみの原因がヒスタミンであれば抗ヒスタミン薬を服用したり、塗ったりすればすぐにかゆみを止めることができます。

そのほかのお薬として免疫抑制剤があります。
免疫抑制剤と聞くと
なんか怖いな・・・と思いますが
すべてのステロイド剤、コレクチム軟膏、プロトピック軟膏は免疫抑制剤になります。

アトピーは免疫が過剰反応を起こし
炎症やかゆみが起こっている状態なので
免疫を抑制することにより症状を起こりにくくするという原理です。

ステロイドは副腎皮質ホルモンという副腎から分泌されているホルモンをお薬にしたものです。
副腎皮質ホルモンは炎症の抑制、免疫反応、糖質やたんぱく質の代謝など
様々な働きをしています。
ストレスを受けたときに対応するのも
この副腎皮質ホルモンです。
アトピーの場合、体内で合成している副腎皮質ホルモンだけでは
炎症を抑えることができず、症状が現れており
内服や塗布することで症状を緩和することができます。

コレクチムやプロトピックは非ステロイド性のアトピー性皮膚炎外用剤として
ステロイドとの併用でよく使用されています。
これらの薬はそれぞれ違う方法で免疫の過剰を反応を止めて
症状が現れないようにしています。

このようなお薬を塗ることによりアトピーのかゆみをとめることができるようです。
でもできるだけ薬を使いたくないというのが親の本音ではないでしょうか。

また、薬を塗ってもすぐに効果があるわけではないので
今すぐかゆみを止めたい時にはどうすればいいのでしょうか。

一番手っ取り早いのが患部を冷やすことです。
冷やすと皮膚の温度が下がり、神経の興奮が鎮まり
アトピーのかゆみを止めることができます。

また、子供の場合、精神的な部分も大きいので
母親が冷やしてあげると安心感から
症状が軽くなるということも多くあります。

私も寝るときに子供がガリガリ掻く音が聞こえると
保冷材を持ってきてかゆい部分を冷やしてあげていました。

ぜひ試してみてくださいね。

この記事を書いた人
浜辺啓海(はまべ ひろみ)

病院薬剤師として6年勤務。
薬を進めるのが嫌になり、現在は健康食品会社で相談係として勤務中。
息子がアトピーになったことから、生活が一変。
食生活、生活習慣、考え方など良いと思ったことを実践中。
自身もアトピー経験者。

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元薬剤師の子供のアトピー実践ノート