自然育児で有名な
今は亡き真弓定夫先生。
小さな雑居ビルの一角に
真弓小児科医院はありました。
たくさんのカルテとたくさんの本の中に
先生が座ってらっしゃるという
病院らしからぬ雰囲気の病院でした。
先生を訪ねてくる患者は多く
いつも賑わっている印象でした。
初診はとりあえず先生の考えを聞くことになります。
子供の体調が悪い時行くと
機嫌、元気、快食、快便、快眠の5つを確認しなさい
といつも言われました。
体調が悪いからといって
病院に行くのではなく
母親が子供の様子を見なさい
ということをいつもおっしゃっていました。
体調が悪いと焦って
ついつい病院に連れて行ってしまうことがありますが
病院に行って薬をもらっても病気は治らない
病気を治すのは自分の力
真弓先生からは一度も病名をつけられたことはありません。
アトピーだと思って受診したのがきっかけだったのですが
結局、アトピーとは言われず
お薬とか栄養剤は何度か出してもらって
真弓小児科医院にはかからなくてもいい体になっていきました。
離乳食でもお世話になり
野菜、ごはん、魚などを少しずつ量を増やしながら
与えていく方法を教わりました。
真弓先生は子供の体を見て
しっかりしてるから、魚を食べても大丈夫
とおっしゃっていました。
この時は玄米菜食の生活をしてましたが
野菜、玄米、魚、豆腐などお肉以外の食べ物を
たべるようにしていました。
真弓先生は2021年にお亡くなりになられたので
もう話を聞くことはできません。
だけど、たくさん書籍を書かれているので
ぜひ一度は手に取って真弓先生の考えに触れてみてほしいと思います。