
アトピー性皮膚炎改善のヒントがあると思って
気になる本は図書館で借りたり、メルカリで買ったり
本屋さんで買ったりしてよく読んでいます。
その中でおすすめの本を紹介しています。
今回は『「自分の免疫力」で病気を治す本』
著者は
2016年に亡くなられた免疫の専門家
新潟大学大学院医学部教授
安保徹先生
病気で苦しんだり
病気で寿命を縮めたりすることなく
みんな元気で長生きできる社会を目指すeクリニックの医師
岡本裕先生
の2名です。
この本では医師と薬に頼らないで
病気を治すためのヒントがたくさん書かれています。
その中でアトピー性皮膚炎のかゆみ
についての記載がありますので
ご紹介しようと思います。
アトピーの原因とは
病気の7~8割はストレスによる
交感神経の緊張で発症していますが、
残りの2~3割は副交感神経が優位になりすぎるために
発症します。アトピー性皮膚炎をはじめ、
気管支ぜんそく、花粉症などの
アレルギーに関する病気が、これに当たります。子どもは15歳くらいまで
本文より
リンパ球が多い副交感神経優位の体調なので、
幼児期から学童期を中心に
アレルギーに関する病気に
かかりやすくなります。
と書かれています。
成長に伴って自律神経のバランスが
整ってくると自然に治っていくそうです。
しかし、現代の子供たちは
自然に治らず、重症化することも少なくないそうです。
この原因として
幼いころから食べ物に満ち溢れ
家ではゲーム漬け・運動不足
というリラックス過剰の生活
をしていることが挙げられています。
アトピーのかゆみは治癒反応
アトピーのかゆみは以下のような仕組みで生じるそうです。
体内に抗原(アレルギーを引き起こす物質)が侵入すると
リンパ球はこれを無毒化させるために抗体を作り
抗原を排除します。
この抗原抗体反応が起こる際に産生される
プロスタグランジン、ロイコトリエン、ヒスタミンなどの物質が
かゆみや発熱、炎症などの不快症状をもたらします。アトピー性皮膚炎では顔や手足の関節の内側に
炎症が起こりやすくなります。
原因はこの部分が外気にさらされて冷えて
血流障害を起こしているからです。血流が悪い箇所は排泄機能が低下しています。
本文より
体は炎症を起こし、血流を増やして抗原を排除しようとするのです。
アトピー性皮膚炎の症状は体の毒出し反応で
これは治癒へ向かう第一歩になるそうです。
これを改善に近づけていくためには
運動が一番いいそうです。
そして副交感神経優位にする
お菓子や甘い飲み物を避けることも大切だそうです。
アトピーを治す3か条
1,外遊びをする
2,お菓子、甘い飲み物を飲まない
3,毒出し反応を薬で止めない
ぜひ、本を読んでこの3か条を実践してみてください。
絶版になっているのかAmazonでも楽天でも中古しか見つかりませんでした。
私は図書館で借りたのですが、ぜひ読んでみてください!