小学生になるとはっきり言って
食べ物の制御ができなくなりました。
授乳期から未就学児の時は
それはそれは自然のものを・・・と
私が食べるものも子供が食べるものも
自然食品のお店に通い詰めていました。
でも、今思うのは
もちろん食べ物の質は大切ですが
もっと食べ方を教えておけばよかった
ということです。
食べ方が大切だということを知ったのは
子供が少し大きくなってからですが
離乳食期にやっておかないとなかなか
食べ方を変えることは難しいと思います。
私たちは食事の時
何気なく食べ物を食べていますが
どれくらい咀嚼していますか?
現代の人はやわらかいものを食べるようになり
咀嚼回数や食事時間は減って
カロリーは増えている
と言われています。
現代人の咀嚼回数は平均620回
弥生時代の咀嚼回数は平均3990回
なんと1/6に減っています。
咀嚼がなぜ大切かというと
唾液には病気の元である活性酸素を除去する働きが
認められているためです。
体に悪いといわれているものでも
しっかり咀嚼して唾液と混ぜて
飲み込むことにより
体への影響が少なくなることが科学的にも証明されています。
咀嚼とがん予防/日本咀嚼学会雑誌
しっかり咀嚼する習慣は
大人でも意識しないと
なかなか行うことは難しいと思います。
だから、離乳食期から嚙むことを
教えるのは必須事項です。
特にアトピーがある場合
活性酸素が炎症を悪化させることがあるので
しっかり咀嚼することは大切だと思います。
何を食べさせるかではなく
大切なのはどうやって食べるかなんですね。