糖質制限を経て分子栄養学へ

助産院の方針で糖質制限をはじめて長男は水いぼが治り
皮膚も強くなってきました。

ひじの内側、膝の裏などの関節や首以外の部分には
ほとんどアトピーは出なくなりました。

私は、さらに、分子栄養学という学問に興味を持ち、勉強を始めました。

ひとそれぞれビタミンの必要量は違い、日によっても変化するため
毎日同じ量のビタミンを摂取していては足りなくなることがある
日々の体調の変化に応じてビタミンの必要量も変化する
ということを学びました。

それまで、糖質制限のみ行っていましたが
プラスしてサプリメントも摂取するようにしました。

また、栄養を皮膚まで届けるためには血流が大切であることを知り
血流を促すためにからだをできるだけ動かし
家では食べるとき以外座らないようにしました。

現在は、ゆるい糖質制限と分子栄養学の食事
プラス、サプリメントでアトピーに対処しています。

サプリメントのおかげか皮膚の状態はとてもよく
赤みも無くなりました。
でも、体調や気候の変化で皮膚の状態は刻々と変化していきます。

その時々の状態を判断し、ビタミンの量を変えたり
糖質の量が増えていないか確認したり
ストレスを抱えていないか子供と話をしたり
原因を探りながら対応しています。

アトピーは親から遺伝すると言われますが
遺伝だけではなく、環境や生活の仕方にも影響されます。
また、子供は免疫機能が成熟していないため
異物やアレルゲンに対して過剰に反応することで
アトピー性皮膚炎がおこります。
免疫機能が整ってくると、自然に治ることもあります。

でも、今、目の前でかゆがっているわが子を前に何ができるのか
考えてしまうのが親ではないでしょうか。

私がたどり着いた現在の対処法が
万人に当てはまるというわけではないと思います。

それでも、どんな対処方法があるのか知るきっかけになればいいかなと思います。