分子栄養学の2つの基本

分子栄養学について調べると
様々な団体がヒットしますが
私が参考にしているのは

オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)を広めた溝口徹先生

分子栄養学により自分で病気を治すことを勧める藤川徳美先生

分子栄養学の基礎を構築したと言われている三石巌先生

のお三方。

三石先生はもうお亡くなりになられていますが
溝口先生と藤川先生は現在でも本をたくさん書かれていて
現役で診療もおこなってらっしゃいます。

それぞれ考え方は少しずつ違いますが
大枠は似ています。

①たんぱく質を摂取する。

②ビタミン、ミネラルを摂取する。

ということ。

溝口先生は著書の中でご自身がアトピー性皮膚炎であったことを
書かれていらっしゃいます。

ステロイド剤が手放せず、花粉症もあり重度のアトピーだったそうですが
オーソモレキュラーの実践により
現在ではきれいな肌と言われるほどになっているとのこと。

では、分子栄養学を取り入れるとはどういうことなのでしょうか。

まず、からだはタンパク質でできているので
タンパク質の摂取量を増やして不足がないようにすることです。
材料がなければ
新しい細胞を作ることができません。

だから
その材料となるたんぱく質を摂取する必要があります。
また、からだの中で働く酵素も
たんぱく質でできています。

からだを営んでいくには
たんぱく質が欠かせないということです。

私は体重1kgに対して1gのたんぱく質を最低限摂るようにしています。

成長期の子どもはそれ以上摂取しています。
我が家の子供たちは、プロテインは飲んでいません。
好きでないようで飲んでくれません。
痩せ型、少食なのですが、食事でしっかりたんぱく質を食べるようにしています。
卵、肉、魚、大豆製品など
いろいろな種類のたんぱく質を食べられるようにしています。

次にビタミン、ミネラルの摂取です。

子どもに欠かさず摂取させているのは
ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンDです。

ビタミン、ミネラルは
人によって必要な量が違います。
どれだけ必要なのかということは検査で求めることはできません。
自分の体感で確認します。

子どもの場合は代謝が良いので
必要なビタミン、ミネラルが補充されると
目に見えて回復していきます。

アトピーの長男は
ビタミンC 4000mg
ビタミンA 800㎍
ビタミンE 150mg
ビタミンD 50μg
を毎日摂取しています。

季節や皮膚の状態によって変えることもありますが
平均してこれくらいです。

掻きこわしたりしない限り
たんぱく質+ビタミン摂取で
キレイな状態を保っています。

ただ、この量は息子が必要な量になるので
他の人だと量が変わってくると思います。