アトピーだと糖質制限をしたほうが良いと
藤澤皮膚科の先生に言われ
しっかり糖質制限をしてみたところ・・・
息子は甘いお菓子を食べると
数時間後には皮膚を掻きだす
ということは子供の様子を見てわかっていました。
でも、糖質だって大切な栄養素だし
食事に主食を食べるのは当たり前で
食べないなんて選択肢は思いもつきませんでした。
現在では糖質制限という言葉が一般的になり
実践されている方も多いと思います。
しかし、私が始めたころは
まだまだ糖質制限が流行りだしたばかりの時期で
糖質オフの商品はスーパーなどで購入することはできませんでした。
糖質制限でまず始めたことは・・・
まず初めに始めたことは
『主食を抜く』ということです。
育ち盛りの子供の主食を抜いてもいいのか悩みましたが
やってみるしかないと思い
実験のような感覚で主食オフを始めました。
主食を食べない代わりに
お肉や野菜のおかずを大量に食べさせます。
そのころ、息子は野菜をほとんど食べていなかったので
食事のメインはお肉でした。
お肉なら何でも食べていたので
牛、豚、鶏、ラムなど日替わりで食べていました。
朝から肉を焼く気力はなかったので
朝は毎日卵を食べていました。
毎日のメニューはこんな感じです。
朝は卵とフルーツ(旬のもの)
昼は保育園の給食
夜はお肉
ごはんと野菜を食べるのは保育園の給食だけでした。
糖質制限生活を始めてアトピーが全くなくなったかと言えば
ウソになりますが、皮膚は強くなっていたと思います。
トラブルは少なくなりました。
そして、何かトラブルがあっても
治るスピードが早くなりました。
お肉だけの食生活で大丈夫・・・?
糖質制限のたんぱく質メインの食生活は
腸内環境を乱す原因となります。
腸内環境は免疫の働きを調整している重要な場所です。
腸内環境が乱れてしまうことは
アトピーにとって悪化への道を歩くことになります。
糖質制限でたんぱく質メインの食生活をするためには
腸内環境を整えておかないといけない
ということが大前提となります。
腸内環境を維持したまま糖質制限を続けていくにはどうすればいいでしょうか?
まず、たんぱく質メインといっても
たんぱく質以上の野菜を摂取することが大切です。
見た目では
野菜2:お肉1くらいが
理想的だと思います。
現代人は食物繊維の摂取量が不足しているといわれています。
https://www.kewpie.co.jp/choukatsu/
野菜を主食代わりにお肉を食べる
というイメージで食べるといいと思います。
腸内環境の確認するには排便の状況です。
腸内環境が良好な便は
茶色~黄色っぽい浮いている便です。
一方、お肉が多すぎて腸内環境が乱れていると
便秘か黒っぽくて沈む便が出ます。
お肉ばかりで太らないの?
糖質制限はダイエットが目的ではないので
脂質は制限しないようにしました。
脂質は細胞を作るうえで重要な栄養素です。
脂質を制限してしまうと皮膚の状態に影響が出ると考えられます。
そのため、お肉に付属する脂肪分はカットせず
おいしく食べさせました。
脂質の質を考えると
お肉だけでなく魚もしっかりと摂取した方が良いと思います。
お肉、魚、卵、大豆などたんぱく源の食材を
たくさんの種類食べさせることが大切です。
特に、卵だけしか食べないとか
大豆だけしか食べないとか
偏った食事をしていると
食物アレルギーになりやすいですし
栄養素も偏ってしまいます。
また、子供の場合は旬の様々な食材に触れさせる
ことがとても大切です。
本能的に見た目で食べないことも多いですが
食べられないときはこんな食材もあるんだね
と観察するだけでも食育にはなるので
それはそれでいいことにしています。
アトピーの糖質制限のまとめ
・主食を抜く
・野菜2:お肉1の見た目で食べる
・腸内環境が乱れていないか確認する
・脂質制限はせず、おいしく食べる
・無理に食べさせない
アトピーで糖質制限をして
腸内環境が乱れると皮膚に現れるので
注意してみてあげてくださいね。