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腸内環境のこと気にしていますか?
アトピーなどのアレルギー疾患の場合
必ず腸内フローラに
ディスバイオシス(バランスが乱れた状態)が生じています。
腸内にはヒトの細胞より多くの細菌が住みついています。
その細菌が私たちの健康に影響を及ぼしています。
体にとっていい細菌を増やし
悪い菌を減らすことが大切です。
この細菌のバランスは人によって違います。
しかし、大まかなバランスは決まっていて
善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7
が良いバランスと言われています。
でも、バランスなんて検査しないと確認できないので
日々、気を付けることは善玉菌を育てるということです。
善玉菌を育てて、腸内環境を整えていく腸育が大切です!
善玉菌を育てるには?
善玉菌を育てるためには
プレバイオティクスが必要です。
プレバイオティクスは英国の微生物学者Gibsonによって1995年に提唱された用語で、プロバイオティクスが微生物を指すのに対してプレバイオティクス(prebiotics;pre 前に、先立って)は、①消化管上部で分解・吸収されない、②大腸に共生する有益な細菌の選択的な栄養源となり、それらの増殖を促進する、③大腸の腸内フローラ構成を健康的なバランスに改善し維持する、④人の健康の増進維持に役立つ、の条件を満たす食品成分を指します。
現在までに、オリゴ糖(ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、乳果オリゴ糖、キシロオリゴ糖、イソマルオリゴ糖、ラフィノース、ラクチュロース、コーヒー豆マンノオリゴ糖、グルコン酸など)や食物繊維の一部(ポリデキストロース、イヌリン等)がプレバイオティクスとしての要件を満たす食品成分として認められています。プレバイオティクスの摂取により、乳酸菌・ビフィズス菌増殖促進作用、整腸作用、ミネラル吸収促進作用などの人の健康に有益な効果が報告されています。
ヤクルト中央研究所HPより
プレバイオティクスを摂取し
善玉菌を育てることで悪玉菌の増殖を抑えることにもつながります。
食事には毎食プレバイオティクスを取り入れるといいですね。
プレバイオティクスを簡単に取り入れるには
まずは、食品からとるのが一番です。
![](https://motoyakunote.com/wp-content/uploads/2024/06/1251801-1024x768.jpg)
オリゴ糖を多く含む食品
ごぼう、玉ねぎ、キャベツ、さつまいも、とうもろこしなどの野菜
バナナ、もも、スイカなどの果物
ヨーグルト、チーズなどの乳製品
大豆製品
こんにゃく
昆布
おやつにさつまいもをよく食べさせていました。
水溶性食物繊維を多く含む食品
大麦、オートミール、ライムギなどの穀物
ひじき、寒天、のり、わかめ、昆布などの海藻類
モロヘイヤ、オクラなどの野菜
こんにゃく、じゃがいも、長芋などのイモ類
いちご、みかん、アボカドなどの果物
※食物繊維の中でも水溶性食物繊維が善玉菌のエサになります。
もっと手軽に摂るにはやっぱりサプリメント
子供は食事から摂取するのが基本ですが
足りないと思われる場合には
サプリメントでサクッと補給してしまいましょう。
色々なサプリメントがあるので迷ってしまいますが
食事などに入れるなら
スープなどに入れるだけで水溶性食物繊維を摂取できます。
もっと手軽に摂りたいときは・・・
プレバイオティクスとプロバイオティクスを一緒に取ることを
シンバイオティクスと呼びますが
一緒に摂取できる商品もおすすめです。
シンバイオティクスは最近よく話題になっている考え方です!
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3Z0I4V+3XP6R6+26YS+2BUH4H)
![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=3Z90T3+BTOYB6+35LQ+NU729)
サプリメントで手軽に摂る方法が簡単ですが
子供の場合には我が家では食事からの摂取をメインにしています。