子育て中のママに一度は読んでほしい『免疫力を上げる子育て法』

アトピー性皮膚炎改善のヒントがあると思って
気になる本は図書館で借りたり、メルカリで買ったり
本屋さんで買ったりしてよく読んでいます。

その中でおすすめの本を紹介しています。

今回は『免疫力をあげる子育て法』

子育て本は一家に一冊はお持ちなのではないでしょうか?

子育ては本に書いてあるように
うまくいくことばかりではありません。
また、こうしなきゃいけないと考えてしまったり
みんなはこうなのにうちの子は・・・
と比較して不安になることもあると思うので
あまり本に頼りすぎるのもよくありませんが
今回紹介する本は一度ぜひ手に取って読んでもらいたい本です。

著者は

2016年に亡くなられた免疫の専門家
新潟大学大学院医学部教授 
安保徹先生

2021年に亡くなられた
自然育児を提唱した
真弓定夫先生

西原式育児法の
西原克成先生

の3名です。

大切なのは生き方の基本

呼吸・食べる・寝る

この3つが生きることの基本と書かれています。

両方の鼻で鼻呼吸ができているか
口呼吸になっていないか

よく噛んで食べられているか
一口30回以上噛めているか

仰向けで眠れているか
横向きやうつ伏せで寝ていないか

この基本を赤ちゃんのころから
できるように教えていくことが大切で
正しい基本があれば成長しても健康に過ごせるそうです。

アトピーの息子を見ると
すべてできていない・・・
と思いました。

アレルギーやアトピー性皮膚炎の原因

この本の中では
子どものアレルギーやアトピー性皮膚炎は
お母さんもしくは赤ちゃんの腸内細菌が白血球によって
消化されていないことが原因と書かれています。

皮膚は白血球が腸で吸収した
腸内細菌を消化し
無毒化して排出する器官で

白血球が腸内細菌をうまく消化できていると
汗となって皮膚から排出されますが
十分に消化できないとかゆみのある湿疹となって
皮膚から出てくるそうです。

白血球を活発に働かせるためには
体温を上げることが大切だそうです。

子どもは体を動かすことで体温を上げていますので
しっかりと外遊びをさせて
体温を上げることがアトピー性皮膚炎にも
必要なことだと思いました。

日本人には昔ながらの育児法が必要

戦後、日本はアメリカの統治下に置かれました。
沖縄のように、本州はアメリカにはなりませんでしたが
アメリカの政策にのっとって
すべてが行われたといわれています。

その影響でアメリカ人と体格の違う日本人が
アメリカ人と同じような生活習慣を送るようになりました。

それが現在の日本です。

この本では育児法を昔のように戻し
日本人の体に合った育児、子育てをするべき
というようなことが書かれています。

外国のような生活に憧れますよね。
でも日本人には日本人にあった生活があり
昔からの知恵でその習慣を送っていたことで
世界一頭が良い、世界一姿勢が良いと言われていました。

今の子供たちを見ていると
心も体も弱く
家にこもりがちで
すぐに疲れ
お菓子をたくさん食べ
ゴロゴロして過ごしている
というような印象があります。
(私の子供の周りはそんな感じです。)

自分の子供には
少しでも元気に健康で過ごしてほしい
と思うのが親心かなと思うので
この本を読んで
今の生活ってどうなんだろうと
考えるきっかけにもなる本です。

とても参考になりますので
ぜひ読んでみてください。

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