ステロイドって使っていますか?

私は薬剤師という職業柄
薬の副作用について勉強してきました。

だからこそ、緊急の時以外は
できるだけ薬を使わないようにしてきました。

アトピーは慢性的な疾患なので
急を要することはほとんどありません。
もちろん、かゆみとの戦いは壮絶なので
急を要するに含ませたほうがいいかもしれませんが…

どんな時にお薬を使っていますか?

薬を全く使わずに治してあげたいと
子どもが小さい頃は思っていて
とても頑なだったと思います。

でも、今は必要な時は使います。

漫然と使わないようにしています。

必要な時とはいつなのか。

私が使うのはとびひができた時です。

とびひは清潔にしていれば
できることはほとんどありません。
でも、アトピー肌の息子は
本当によくとびひになっていました。
皮膚科でよく処方されていたのは

亜鉛華軟膏
アクアチム軟膏 など

とびひを見つけたら
とにかくアクアチム軟膏で火消ししています。

アクアチム軟膏は抗生物質なので

抗生物質はできるだけ使いたくない。
という方も多いと思います。
皮膚に必要な常在菌も殺してしまいますからね。

だけど、広がらないようにするには火消しです!

今は、ほとんど必要なくなっていますが
アクアチム軟膏だけは常備しています。

ステロイドを使っていますか?

アトピーと切っても切り離せないのは

ステロイド軟膏

だと思います。

私は使わないようにしています。
昔、短期間使ったことはありますが
本当につるっつるのぴっかぴかになります。

その後、少しずつ使用量を減らしてやめていっても
また、少し経つとぶり返してしまうので
息子には合ってないんだなと思いました。
でも、ぶり返したらまた強いのを使って
徐々に少なくしていってを繰り返すのが通常の治療だと思います。

ステロイドは使う期間が長いほど
副作用が出やすくなります。
強い弱いではなく、期間に比例します。
また、弱いステロイドが効かなくなると
強いステロイドに切り替えていかないといけません。

ステロイドは免疫抑制剤なので
免疫機能が不安定な幼少期に使うのは気になります。

免疫機能が安定する小学校高学年くらいまでは
使わずに様子を見てもいいのではないかと私は考えています。

ただ、医師によって様々な考え方があるので
主治医としっかり話をすることが大切です。

そして、ステロイドがどうしても必要な時もあるので
そういう時は頭を切り替えて使うことが大切かなと思います。

絶対にステロイドを使いたくない!

どうしてもステロイドを使いたくない方もいると思います。
そういう方はステロイドを使わない先生にかかるのが1番です。
味方になってくれる先生がいるのが
大変なアトピー治療には大切なことです。

どうしても信頼できる医師がいない場合は
お母さんが医師の代わりに状況を見て対応する必要があります。

そして、子供の内なるドクターである
自然治癒力を信じるしかないですね。

体内ではステロイドホルモンが副腎で合成されています。
体内でしっかりと合成できていれば
外から補充する必要はありません。
その合成にはたんぱく質やビタミンC、ビタミンEが必要です。

どうしてもステロイドは使いたくないなと思ってしまうときは
これらの栄養素を補充することから始めてみてもいいかもしれないですね。